9月14日モエレ沼公園ガラスのピラミッドでホロトロピック・ワールドinサッポロ 2008が開催されます。ホロトロピック・ネットワーク札幌が、毎年秋に主催するもので、4回目の今回は「気づき」をテーマに講演、音楽、ワークショップ、展示などが4会場で行なわれます。
現代は個が重視される時代です。しかし現代医学における身体を細分化して分析をしていく手法はさまざまな恩恵をもたらす一方で、心を持つ人間全体への配慮が足りず、さまざまな弊害も見られています。個々(分離)だけではなく全体(統合)に向かっていく視点が必要とされており、この視点に立つと新たな部分が見えて、そこにひとつの気づきが生まれます。これは病では治癒へ向かう原動力となります。この病とその克服のプロセスは人間の意識の成長と進化を助け、この気づきは共感となり世界の平和や地球の環境問題にも繋がっていきます。ホロトロピックとは、『全体に向かう』という意味の造語で個を越えて融合する方向性を目指すものです。
今回は、気づきにより意識が変わり、人生観が変わり、その結果、医療自体や地球環境が変わっていくことを天外伺朗(作家)、西谷雅史(響きの杜クリニック)、堀田清(北海道医療大学准教授)が講演します。
また、気づきが共感となり「響きあう音」のテーマで、相手に届く声(トマティス発声法:日原美智子)、ラブフルート(小野昭一)、三味線と民族音楽(草舞弦)、ケーナと瞑想(天外伺朗)の公演がおこなわれます。また、植物のエネルギーが心を癒すバッチフラワーや、カラーセラピー、聴覚バンドを広げるトマティス・メソッドの参加型のミニワークショップが開催されます。また展示コーナー(無料)には、響きの杜クリニックで行なわれている各種代替医療の紹介、COML札幌患者塾、木育などの紹介コーナー、陶芸、孔画、絵画の展示や、参加者が自由に気づきを伝える「こんなことに気づいたよ」コーナーパステル画の体験コーナーがあり小さな子どもでも楽しく参加できます。
日時:9月14日(日) 11:00~19:30
会場:札幌市モエレ沼公園ガラスのピラミッド 札幌市東区モエレ沼公園1-1
前売り券 一般 3,500円、学生 1,000円、ホロトロピック・ネットワーク札幌会員 3,000円
当日券 午前の部 1,000円 午後の部 3,000円
参加申し込みは、響きの杜クリニック 011-616-3228まで