『ホロトロピック』とは、スタニスラフ・グロフ博士の造語で、ギリシャ語の「holos(全体)」と「trepein(向かって進む)」を合成して、「全体性に向かう」という意味です。個が個を離れて、全体としてひとつの宇宙と融合し、一体感を増していくということから、人々の「意識の成長・進化」をあらわしています。
「ホロトロピック・ネットワーク札幌」は、この概念に賛同する有志が集まって立ち上げた非営利な活動団体です。
「ホロトロピック・ネットワーク」は元ソニー役員で最先端の技術開発(コンパクトディスクの共同開発や、エンターテイメントロボット・アイボの製作責任者)に携わったトップサイエンティストである天外伺朗(本名 土井利忠)氏が主宰する会で、「ホロトロピック・ネットワーク札幌」は北海道在住の会員が地元での活動の場として設立したものです。
現在はホロトロピック的な考え方にもとづいて、「意識の成長・進化」と健康な人生をおくることができるよう「ホロトロピック医療」実践の場の構築・紹介やケア・セラピー・ヒーリングの紹介や実践・講習などを行っています。
「ホロトロピック医療」の実践施設として、ホロトロピックセンター(医療施設)の役割を担う「響きの杜クリニック」が2006年10月に開院し、現代の人間全体を見ない薬漬け・検査漬けの医療ではなく、西洋医療・東洋医療・ホメオパシー・その他伝統医療などを含めた代替医療などを用いて意識や魂のケアまでを行うための環境ができました。今後さらにホロトロピック・リトリート(宿泊施設付き健康増進施設)やホロトロピック・プレイス(宿泊なし健康増進施設)などのホロトロピック共同体の構築をめざしつつ、様々な講演会やワークショップなどを開催してホロトロピックな情報を会員はもちろん広く一般の皆さんにも提供し、ともに意識の成長・進化をめざす活動をしています。